カードローン各社の金利一覧
金利は、カードローンを選ぶ際の最重要ポイントともいえるでしょう。
金利とは、カードローン返済にかかる利息額を決めるための指標となる数字です。
借入額も返済額も同じ場合には、金利が高ければ高いほど利息は高くなり、金利が低ければ低いほど利息は少なくなります。
利息総額を抑えるためには、なるべく金利の低いカードローンを利用するのがベストです。
カードローンの金利比較
早速各カードローンの金利を比較してみましょう。
トップページでもお伝えしたとおり、カードローンの金利は
銀行<信販会社≦消費者金融
というように消費者金融に比べて銀行のほうが低く設定されています。
カードローンの金利比較
カードローンの商品名 | 金利(実質年率) |
---|---|
銀行 | |
りそな銀行カードローン | 3.5%~12.475% |
三菱東京UFJ銀行バンクイック | 1.8%~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 3.0%~14.0% |
新生銀行レイク | 4.5%~18.0% |
ネット銀行 | |
イオン銀行カードローンBIG | 3.8%~13.8% |
ソニー銀行カードローン | 2.5%~13.8% |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% |
スターカードローン(東京スター銀行) | 1.8%~14.6% |
住信SBIネット銀行Mr.カードローン | 0.99%~14.79% |
ジャパンネット銀行カードローン | 15.0% |
セブン銀行カードローン | 15.0% |
じぶん銀行カードローン | 2.4%~17.5% |
オリックス銀行カードローン | 3.0%~17.8% |
消費者金融 | |
プロミス | 4.5%~17.8% |
モビット | 3.0%~18.0% |
アコム | 3.0%~18.0% |
アイフル | 4.5%~18.0% |
信販会社 | |
三井住友カード株式会社ゴールドローン | 3.5%~9.8% |
オリックス・クレジット株式会社オリックスVIPローンカード | 3.0%~16.8% |
株式会社オリエントコーポレーションCREST | 4.5%~18.0% |
「実質年率」というのは「契約書などの印紙代、カード発行代金などの諸経費を含めた実際にかかる利息の年率」という意味の言葉で、平たく言うと「金利はこれぽっきりです。これ以上は上がりません」ということを表しています。
ピックアップした21社の中では、三井住友カード株式会社のゴールドローンが断トツで金利が低いですね。(上限金利)
先に金利は信販会社よりも銀行のほうが低いと明記しましたが、中にはこのように例外的に金利の低い信販会社カードローンや消費者金融カードローンなどがあるので、見落とさないよう注意が必要です。
このうち、みずほ銀行カードローンやじぶん銀行カードローンなどでは、自社のその他商品を利用している方に限り金利が待遇されるサービスなどもあるので要チェックです。
金利で変わる返済総額
金利はどの程度利息額に影響するのでしょうか。例を挙げてみましょう。
借入額:10万円
毎月の返済額:1万円
みずほ銀行カードローン 実質年率14.0%
返済回数 | 12回 |
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返済総額 | 10万8,274円 |
利息総額 | 8,274円 |
アコム 実質年率18.0%
返済回数 | 11回 |
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返済総額 | 10万9,018円 |
利息総額 | 9,018円 |
例の通り、銀行カードローンと消費者金融では利息総額に約1,000円の差が出ましたね。
借入額が上がるほどに、この利息の差は広がっていきます。
借入額:100万円
毎月の返済額:3万円
みずほ銀行カードローン 実質年率14.0%
返済回数 | 45回 |
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返済総額 | 129万2,977円 |
利息総額 | 29万2,977円 |
アコム 実質年率18.0%
返済回数 | 47回 |
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返済総額 | 138万8,142円 |
利息総額 | 38万3,142円 |
このとおり、100万円を借入れるケースでは利息総額に約10万円の差が生まれます。
希望借入額が少ない方とっては数千円の差は痛くないかもしれませんが、高額の融資を希望する方にとってはなるべく低金利のカードローンからお金を借りたいところです。
利用限度額に応じて変動する金利
金利の比較表にもあったとおり、金利はたいていの場合「○%~○%」というように、上限金利と下限金利によって表記されます。
楽天銀行スーパーローンの場合でいうと金利は実質年率1.9%~14.5%ですね。
金利の仕組みは、利用限度額が高いほどに、反比例して金利が下がるようになっています。
よって、カードローンから小額融資を受けたい方は上限金利を注目し、高額融資を受けたい方は下限金利で企画されることをおすすめします。
なお、新規申込者の条件にもよりますが、カードローン初回契約時には低めの利用限度額が設定されることが多いです。
つまり、カードローン新規利用者に適応される金利は、多くの場合上限金利だといえます。
金利が低いカードローンは審査が厳しい
当然ながら、金利の低いカードローンはその分審査が厳しくなります。
金融機関もあくまで商売なので、返済能力の無くなった利用者に債務整理や自己破産をされて赤字になるリスクを防ぐためにも、利用者が低金利で融資するに値する人間なのかをきちんと見定めなければなりません。
また、審査が厳しいということは、同時に審査にかかる時間も長くなるということです。
近年では即日融資をうたう低金利な銀行カードローンも出てきましたが、スピード重視の方は金利が高くても消費者金融カードローンの利用がおすすめです。